チラガー様の部屋

ただただ自由に好きなもの語りたい

深夜特急 第一便 で現実逃避!(第5回)

は~何もかもほったらかしてどっか遠くに行きたい~!!

という発作が時々起こりますよね。といったって貧乏暇なし、先立つものもなし。第一そんなフットワークの軽さも無い。そんな時はこの本を読むべし!!

 深夜特急 第一便 黄金宮殿』沢木耕太郎

 

私は何でもいいから月に一冊ぐらいの本を読みたい病なのだけど、やることに追われていると寝る前に読書の余裕もなくなり、スマホをちらちら見て寝るだけになりがち・・

スマホって自分をリセットするほどの異次元感がないんだよね~

何か本を読もうと思ってふとネット上で目に付いた『深夜特急 第一便』を図書館で予約してみたんだ。1970年代の一人旅の体験談らしいので、旅気分でも味わおうじゃないかと読んでみたら・・・なんじゃこりゃーおもしれぇーじゃ~ねぇーかよぉ~!!となって単行本だと全3巻なのにたった一巻目を読んだ時点でコレを描いたよ。

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深夜特急1 黄金宮殿 旅のはじまりだぞ~

時代は1970年代ですが、読んでいて古さはほとんど感じません。現在72歳の沢木氏が26~27歳の頃に一人旅したお話です。ザックリと旅路を紹介します。最初の目的はインドのデリーからシルクロードっぽい道をバスを乗りついでイギリスのロンドンへ行くぞ!というものでした・・しかしながら旅行代理店のお姉さんに、東京からデリー直行でもいいけど途中二ヶ所立ち寄る特典ついてますよ~と言われた青年沢木氏は香港バンコクに立ち寄ることにしたのであった・・

深夜特急 第一便 黄金宮殿

第一章 光の朝

プロローグはインドデリーから始まります。

第二章 黄金宮殿 

時はさかのぼり東京から香港に着いたエピソードになる。香港に夢中になりすぎて何週間も過ごしてしまう青年沢木!ワタシも行ってみたくなったゾ!

第三章 賽の踊り

香港からマカオへ・・ギャンブルに夢中になる。オイオイ!

第四章 メナムから

タイのバンコクにやっと到着。やっとね。

第五章 娼婦たちと野郎ども

バンコクからシンガポールに向かう旅路(タイ~マレーシア)。国際列車の旅、タイトルの深夜特急っぽいテイスト入ります。

第六章 海の向こうに

シンガポールについて一息・・そしてやっと最初の目的地(出発地点)のデリーに向かうのだな、本一冊終わるけど・・なんて思ってたら・・カルカッタに行こう!!となって終わった・・・!!!

一冊終わっとる~!自由すぎる~!そこに痺れる憧れるぅぅ~~!

単行本だと一冊目だけど文庫版だとおそらく二冊分!

 

単行本

文庫版

 

 まあね、ぶらーりと旅をするのが目的なのであって旅の予定はあってないようなものだもんね。この先の旅も楽しみですよ。沢木さんの文章はくせもなく現代人も読みやすいと思います。ギラギラした昭和男児感もなくスマートなのに格好付けてもない感じなので安心して無謀な旅を擬似体験できますよ。中高生が読んでも楽しいと思うよ。(いまのところ)